看板という広告媒体の起源は大変古く、平安時代の初期にはこの原型であろうと思われるものが散見される資料があるほどで、昔から企業や店舗をアピールする手段のひとつとして、広く利用されてきました。パソコンなどの電子機器の普及により、古くから存在する手描きの職人さんは減少傾向にあるそうですが、媒体としての存在価値は一向に衰える気配がありません。それというのも、いかにデジタルサイネージなどの媒体が進化を遂げても、それさえも及ばない確固たる効果があるからなのでしょう。実際街へ出てみれば、いたるところに色とりどりの広告が掲げられているのを目にすることができます。今後もアナログ的なプロモーション活動の一角を担う存在として、独自の発展を遂げてゆくことでしょう。

信頼と魅力の両方を裏付ける存在

もしあなたが何らかの目的でお店を探している時、やっと見つけたお目当ての場所に一切の看板が出ていなかったら、どういった印象を受けるでしょうか。そこにたどり着くまでに道に迷ったりすれば、お店に対して不親切な印象を抱くでしょうし、店名などの表記がどこにも見当たらなければ、不信感を抱く可能性さえあります。つまりこのツールは、企業や店舗の信頼や魅力の両方を裏付ける大切なツールであると言えるでしょう。ただ店名や連絡先を表記するだけではなく、飲食店ならおすすめのメニューの品名や価格を併記することによって、チラシやフライヤーにも勝るとも劣らない広告宣伝ツールにもなります。そこにフォントや画像などで個性を加味していけば、さらにお店の印象を正確にアピールすることができます。このように、不特定多数の通行人にアピールするには最適の広告媒体と言えるでしょう。

新規客に訴求力を発揮する誘導ツール

前述したように、消費者が何らかの目的で不特定の店舗や会社を探している場合、何よりも有効な誘導ツールとなるのも看板です。今はインターネットで簡単に人気のお店を探すことができる時代ですが、それを有効活用する手段のない方や、まだ見ぬ新しいお店を発見することそのものが目的の方には、これ以上に心強い宣伝媒体はないでしょう。当然のことながら、初めて訪れるお店にインターネットで目星をつけ、地図を頼りに訪れる際も、大変重要な誘導ツールになることは言うまでもありません。連絡先を大きく表記しておくことによって、そこから新規客を呼び込める可能性も大いにあります。つまり、衰えない付加価値によって、この媒体はデジタル隆盛の現代にあっても需要を伸ばし続けていると言えます。効果的なレイアウトやデザインを用いて、より効果の高い活用方法を導き出しましょう。